タイガー魔法瓶MMZ-W060をレビュー｜手入れ楽なパッキン一体型&最軽量で買ってよかった水筒！

暑い日でも寒い日でも活躍してくれる真空断熱の水筒。

その水筒が手入れが簡単で、しかも最軽量であったら、どんなに便利で魅力的でしょうか？

本記事ではそんな理想的な水筒、タイガー魔法瓶MMZ-W060を購入したので、詳しくレビューしていきます。

水筒選びに迷っているなら、要チェックです！

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タイガー魔法瓶MMZ-W060の商品情報

MMZ-W060はタイガー魔法瓶から2023年9月に発売された真空断熱ボトルです。

基本情報は以下の通り。

MMZ-W060
容量	600ml
保温効力(6時間)	75℃以上
保冷効力(6時間)	7℃以下
サイズ 幅×奥行×高さ（約）	6.6×6.6×25.1(cm)
質量 (約)	0.22kg
口径（約）	4.4(cm)
生産国	中国

容量は600ml以外にも

• 350ml
• 500ml

の展開があり、MMZ-Wシリーズとして販売されています。

内容物

デザイン

MMZ-W060は以下の3色のカラー展開があります。

• イーグレットホワイト<WK>
• ストーンブラック<KK>
• セージグリーン<GW>

ロクロクはイーグレットホワイト<WK>を購入しました。

真っ白ではなく、少しベージュよりの色味になっています。

表面はザラザラとした、つや消しの加工がされているので、落ち着いた印象があります。

キャップ部分のカラーはブラックで、どのカラーでもキャップは同じくブラックです。

底の保護シートも黒色でした。

サイズ感は細くて長い作りになっています。

牛乳パックと比べると少し高さがありますが、細いのでスタイリッシュな見た目です。

細さはペットボトルよりも細い。

タイガー魔法瓶MMZ-W060の特徴レビュー

MMZ-W060には、タイガー魔法瓶初の機能といくつかの特徴があるので、レビューしていきます。

初のパッキン一体型「らくらくキャップ」を搭載

MMZ-W060の一番の特徴でもあるのが、このパッキン一体型の「らくらくキャップ」です。

タイガー魔法瓶では、パッキン一体型のキャップはこの商品が初めてになります。

パッキン一体型なので、付け忘れの心配がなく、洗うパーツが減るのでお手入れも簡単です。

ただキャップの中心部分は取り外せないので、溝の奥までスポンジでは洗えません。

キャップと本体まるごと食洗機に対応

MMZ-W060は本体だけでなく、キャップも食洗機で洗うことができます。

食洗機可の水筒は他にもありますが、本体だけの場合が多いです。

MMZ-W060は全パーツ食洗機に対応しているので、別々で洗う必要がなく簡単。

パッキン一体型で最軽量

パッキン一体型の水筒はタイガー魔法瓶が初ではありません。

他メーカーのからも販売されています。

しかしパッキン一体型の中では、タイガー魔法瓶が最軽量になっています。

パッキン一体型せん搭載のスクリューマグボトルにおいて最軽量^※。

※2023年8月1日時点 国内パッキン一体型せん採用のスクリューマグボトルにおいて、同容量製品と比較した場合。（当社調べ）

真空断熱ボトル MMZ-W035/W050/W060 – タイガー魔法瓶

例えば、MMZ-W060と同じ容量の600mlの象印SM-GA60は、重さ約0.28kgですが、MMZ-W060は約0.22kg。

約0.06kg分、MMZ-W060のほうが軽い作りになっています。

そのためMMZ-W060は600mlで一番軽いパッキン一体型の水筒という特徴があります。

	MMZ-W060	SM-GA60
メーカー	タイガー魔法瓶	象印マホービン
容量	600ml	600ml
質量 (約)	0.22kg	0.28kg
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汚れや匂いがつきにくい「スーパークリーンPlus」加工

MMZ-W060にはタイガー魔法瓶の技術、「スーパークリーンPlus」加工がされています。

表面の凸凹をなるべく減らす磨いていることで、汚れや匂いがつきにくいようになっています。

確認のため、コーヒーを入れてみました。

画像では伝わりにくいですが、水ですすぐだけでコーヒーの茶色が無くなっています。

匂いも気になりませんでした。

ただキャップのほうはパッキンがあるためか、コーヒーを入れた後には匂いが残っていました。

また「スーパークリーンPlus」加工によってサビに強くなっていて、スポーツドリンクも入れられます。

さらにフッ素コーティングを使っていないので、環境にも優しい商品になっています。

フッ素は永遠の化学物質とも呼ばれ、分解されることがほとんどなく、環境に残ってしまうことが世界中で問題になっています。

タイガー魔法瓶サイト

マグカップのようななめらかな飲み口

MMZ-W060の飲み口はフチがなめらかな形になっています。

そのため口当たりがよく、マグカップで飲むのと同じような飲み心地です。

また一般的な水筒では、キャップのスクリューが外側についています。

対してMMZ-W060は外側ではなく、内側についています。

なので、口にフィットしやすく飲みやすかったです。

熱い飲み物を入れても、飲み口が熱くならないのもGOOD。

製氷機でできた氷も問題なく入れられる広さになっています。

タイガー魔法瓶の高い保温保冷力

MMZ-W060はタイガー魔法瓶から販売されているだけあって、高い保温保冷力を持っている水筒です。

カタログスペックで以下の通りの保温保冷力になっています。

保温効力(6時間)	75℃以上
保冷効力(6時間)	7℃以下

これは下記の「他社のパッキン一体型よりいい性能」という項目でも紹介していますが、パッキン一体型の水筒の中でも高い保温保冷力です。

また水筒の容量が多いものほど、保温保冷力は高くなります。（JISS2006:2019 まほうびん）

そのためシリーズ最大容量のMMZ-W060は特に保温保冷力が優れています。

実際に保冷保温力を測定してみました。

保温力

ケトルで沸騰したお湯を入れて測定していきます。

入れた直後の温度は97.7℃。

6時間後は81.3℃でした。

カタログスペックだと、75℃以上となっていたので十分な保温力です。

保冷力

冷蔵庫で冷やしていた水と氷を入れて測定します。

入れた直後の温度は4.1℃。

氷によって冷やされたからか、6時間後の温度は2.2℃と下がっていました。

カタログスペックだと、7℃以下となっているので保冷力についても問題なく優秀です。

氷も結構残っていました。

タイガー魔法瓶MMZ-W060を買ってよかった点・気になった点

魅力的な特徴を持つタイガー魔法瓶MMZ-W060ですが、実際買ってみてどうだったのか紹介していきます。

大は小を兼ねる！大容量でも気にならない重さ

シリーズの中でも最大容量の600mlを購入してよかったと思いました。

600mlの大容量でありながら、持ち運びで気にならない重さになっているからです。

特徴レビューで紹介したように、MMZ-W060はパッキン一体型の水筒の中で最軽量になっています。

重さは0.22kgとのことで、数字だけでは実感しにくかったですが、最軽量という謳い文句を信じて購入。

そして手に持ってみたところ、水筒の進化に驚くほど軽くて感動しました。

実際に測ってみたところ、216gとカタログスペックよりも軽い値でした。

ちなみに飲み物を満タンで入れたときの重さは、783gです。

持っていた473mlの水筒の重さは309gでした。

満タンに入れたときの重さは、752gです。

水筒は持ち運ぶことが多く、特にアクティブな活動をするときこそ、多めの水分が欲しくなります。

そのため、大容量600mlかつ最軽量のMMZ-W060を選んで正解でした。

他社のパッキン一体型よりいい性能

MMZ-W060はパッキン一体型の水筒としては、後に発売された水筒です。

そのためか他社のパッキン一体型水筒と比べて性能が高く、買ってよかったと思えました。

どのような性能が優れているのか紹介します。

タイガーと象印の比較

	タイガー MMZ-W060	象印 SM-GA60
サイズ（約）	6.6×6.6×25.1cm	7×7×23cm
食洗機対応	本体＋キャップ	本体のみ
保温効力(6時間)	75℃以上	73℃以上
保冷効力(6時間)	7℃以下	8℃以下
質量 (約)	0.22kg	0.28kg
口径（約）	4.4cm	4cm
内部加工	スーパークリーンPlus	ラクリアコート＋
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内部加工はどちらも汚れや匂いがつきにくく、スポーツドリンクに対応する加工ですが、以下の違いがあります。

• スーパークリーンPlusはフッ素コーティング不使用
• ラクリアコート＋はフッ素コーティング使用

タイガーとサーモスの比較

	タイガー MMZ-W060	サーモス JOQ-600
サイズ	6.6×6.6×25.1cm	7×7×24cm
食洗機対応	本体＋キャップ	本体＋キャップ
保温効力(6時間)	75℃以上	74℃以上
保冷効力(6時間)	7℃以下	9℃以下
質量 (約)	0.22kg	0.3kg
口径（約）	4.4cm	4cm
内部加工	スーパークリーンPlus	記載なし
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サーモスは内部加工の記載は見当たりませんでした。

ただスポーツドリンクに対応はしています。

購入前は保冷保温機能はどれも一緒だろうと思い、最軽量なポイントに一番魅力を感じてました。

しかし購入後に詳しく調べてみると、保冷保温機能も3社の中で一番優れていたので、さらに買ってよかったと思いました。

パッキンを外す必要がないのは思った以上に楽

購入前は、パッキン一体型は洗いが楽になりそうでいいな〜ぐらいのテンションで思っていました。

しかし実際に買ってみると

• 付け外しの手間から解放される
• 付け忘れの心配なし
• パッキン装着の溝を洗う必要なし
• パッキン装着の溝がないから衛生的

と思った以上にいいことがあり、快適でした。

また細かい部分ですが、パッキンの部分がキャップよりも飛び出しているので、スポンジが当たりやすく洗いやすいのもいいポイントです。

さらにパッキンの形も、くぼみがあることで、キャップを開けたときに液ダレがしにくい形になっているようでした。

細い＆マット加工で持ちやすい、運びやすい

MMZシリーズはコンパクト設計ということですが、MMZ-W060は高さがあるのであまりコンパクトと思えないかと思います。

ですが、その分細い作りになっているので、手の小さいロクロクでもしっかりと握ることができます。

キャップ部分も手全体で握ることができるので、開けやすいメリットがあります。

また本体部分もザラザラとしたマットな加工になっているので、滑りにくく濡れた手でも開けやすかったです。

さらに細い形には、運びやすいというメリットがあります。

例えばリュックや車のサイドポケットのような限られたスペースでも入れることができます。

特にリュックのサイドポケットでは出し入れがしやすく快適です。

よってコンパクトな印象が弱いMMZ-W060ですが、細い作りでマット加工もしてあるので、持ちやすく運びやすい良い点がありました。

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傾けすぎると飲み物が勢いよく出てくる

MMZ-W060はスクリュータイプのシンプルな作りのため、中フタがありません。

そのため、水筒を傾けすぎると、中の飲み物が勢いよく出てきます。

また氷を入れていると、氷が口に当たります。

普通に飲むには問題ありませんが、喉が乾いているときや歩きながらだと、こぼしそうになるので気になる点として挙げました。

振るとシャカシャカ音がする

購入したMMZ-W060ですが、振るとシャカシャカと異物が入っているような音がします。

音の原因が付いてきた説明書に書かれていなかったので、不安でしたが、サイトに説明がありました。

この現象は真空断熱の水筒ではよくあることだそうで、個体差もあるようです。

普段使うには問題ありませんが、ハズレを引いてしまった気がして、気になったので紹介しました。

タイガー魔法瓶MMZ-W060の口コミ・評判

MMZ-W060を購入した人はどんな評価をしているのでしょうか？

ここではMMZ-W060についての口コミと評判を紹介していきます。

悪い口コミ評判

中蓋があれば…

保温性や構造に興味を持ち買ってみました。
口径が大きいのは普段ロックアイスを使う我が家では便利でグッド、なのですが、中蓋がないので、氷を唇で押さえながら飲むのはどうも使い勝手が悪く、使えないな〜と思いました。

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カップに注いで飲む使い方には向かない

直接、口を付けて飲む使い方では申し分ないが、卓上などでポット代りして、カップなどに注ぐ場合は、注いだあと液体が水筒の側面に伝ってこぼれる。このような使い方をされる方は、注ぐたびに側面をふき取ることになりますので注意。

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良い口コミ評判

優秀すぎる水筒！

前弾からのタイガー製品の良さだった、
・保冷保温性能の高さ(氷４粒くらい入れたら夕方までちっちゃい氷残ってました)
・傾けて振り回しながら持ち運んでも水漏れしない
・飲み口がなめらかで飲むたび気持ち良い(笑)
・バイオコーティングで清潔
という性能も引き継がれてます。
完璧な水筒です…！！！！

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 マグボトルの到達点

象印のシームレス栓ボトルを使用していましたが、タイガーで競合製品となる本品が登場したので購入。
結果、象印のシームレス栓の不満が見事に解決されたマグボトルの完成形と言っても過言ではない製品でした。後発だけあって、仕上げてきましたね。

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らくらく過ぎた

パッキン一体で洗い物が少なく、ストレスフリーでした！朝ウォーターサーバーから氷無しで注ぎましたが昼になってもかなり冷たいです！飲み口には程よい厚みがあり口当たりが優しいです。すごく良い製品でしたので友人に薦めたいと思います。

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タイガー魔法瓶MMZ-W060の関連商品

ここでは、MMZ-W060とのサイズ違いやシリーズ違い、他メーカーから発売されているパッキン一体型の水筒を紹介していきます。

ちなみにライフスタイルメディアのmacaroniによると、水筒のサイズの目安は以下の通りです。

オフィスの冷蔵庫にペットボトルを置いておける方や、水筒の他にも水分を補給できる環境があるなら、300～500mlの小型タイプがおすすめ。ショッピングやおでかけの際には500～1,000mlを目安に。1,000ml以上のものは、水分を確保できる環境が少なかったり、消費量が多いレジャーやスポーツの際に選びましょう。

macaroni：失敗しない水筒の選び方！おしゃれで機能的なおすすめアイテム8選

MMZ-Wシリーズの容量違い

今回レビューしているMMZ-W060は容量600mlですが、他に容量違いで、350mlと500mlが販売されています。

	MMZ-W035	MMZ-W050
容量	350ml	500ml
サイズ	6.6×6.6×16.4cm	6.6×6.6×21.6cm
質量 (約)	0.16kg	0.19kg
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幅と奥行はMMZ-W060と同じですが、容量が大きくなるにつれて高さが変わってきます。

MMZ-Wシリーズより小型のMMP-Wシリーズ

MMZ-Wシリーズより小型のシリーズ、MMP-Wシリーズも販売しています。

容量は200mlと300mlの展開で、200mlは明るいカラー展開になっています。

	MMP-W020	MMP-W030
容量	200ml	300ml
サイズ	5.8×5.8×12.9cm	5.8×5.8×17.6cm
質量 (約)	0.11kg	0.13kg
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象印やサーモスのパッキン一体型水筒

他メーカーの象印とサーモスから販売されているパッキン一体型を紹介します。

象印はスクリュータイプ以外のパッキン一体型があるのが特徴です。

象印のパッキン一体型

	スクリュータイプ	ワンタッチタイプ	タンブラータイプ
容量	250ml~720ml	360ml~950ml	300ml,400ml
カラー	10色	11色	7色
特徴	タイガーにはない 720mlサイズ	ワンタッチ ＆ 大容量	取っ手付きと ロック付きの キャップ2タイプ
	Amazonで見る	Amazonで見る	取っ手付き ロック付き

続いてのサーモスは、キャップのスクリュー部分が取り外せて、溝まで洗いやすい「まる洗ユニット」という機能があるのが特徴です。

サーモスのパッキン一体型

	JOQ シリーズ
容量	350ml~600ml
カラー	6色
特徴	キャップからせんを取り外せる まる洗いユニットで フタの内側まで洗える
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まとめ｜パッキン一体型を買うならタイガー魔法瓶MMZ-W060！

タイガー魔法瓶の「MMZ-W060」についてレビューしました。

パッキン一体型がメインの特徴ですが、最軽量であったり、保冷保温力も他メーカーより優れているなど、他にも魅力的な特徴の多い水筒でした。

性能で買うならタイガー魔法瓶MMZ-W060は間違いなしの商品になっています。

水筒選びに迷っているならぜひお試しあれ！

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